ギタリストの中のギタリスト" Joe Satriani "
アルバム発売当時、ときめいていたスティヴ・ヴァイがアルカトラスに参加し、エディ・ヴァン・
ヘイレンを超えるギタリストが現れた!と話題になっていたところ…
1枚のアルバムには" あのスティヴ・ヴァイの師匠である伝説のギタリスト、全曲ギンギンのギター・
インストゥルメンタル "なるアルバムがあった
彼こそ、ジョー・サトリアーニであり、このデビュー・アルバムだ
§ Recorded Music §
1 Not of This Earth - ノット・オブ・ディス・アース
2 The Snake - ザ・スネイク
3 Rubina - ルビナ
4 Memories - メモリーズ
5 Brother John - ブラザー・ジョン
6 The Enigmatic - ジ・エニグマティック
7 Driving at Night - ドライヴィング・アット・ナイト
8 Hordes of Locusts - ホーズ・オブ・ローカスツ
9 New Day - ニュー・ディ
10 The Headless Horseman - ザ・ヘッドレス・ホースマン
§ Member §
Joe Satriani - ジョー・サトリアーニ( G,B,Key )
Jeff Campitelli - ジェフ・キャムピテリ( Ds )
John Cuniberti - ジョン・クンベリッティ( Per )
- アーティスト: Joe Satriani
- 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
- 発売日: 2008/04/29
- メディア: CD
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ジョー・サトリアーニはニューヨークのロング・アイランドで生まれ育った
ジミ・ヘンドリックス、クリーム、ジェフ・ベック、ジョニー・ウィンター、ビートルズ、ローリング・
ストーンズを聴いていた彼は、10歳のときドラムを最初の楽器に選ぶ
1970年、14歳のときに彼の音楽キャリアにとって非常に重要な転機を迎える
9月18日、彼のアイドル、ジミ・ヘンドリックスの死によって自分がギターを弾かねばと決心したのだ
この時代から修業を重ね、ハイ・スクール時代にはピアノのレッスンを受け、読譜、楽典を学ぶと同時に
ジャズ・ピアニストからジャズ理論を学びジャズ・ギターのスタイルもその時期身につけたという
そんなジョー・サトリアーニの噂を聞きつけて教えを請いにやってきたのが、3歳年下のスティーヴ・
ヴァイであった
まだギターを始めて間もないスティーヴ・ヴァイにとって、早くも独自の道を極め始めたジョー・
サトリアーニは神様のように見えたらしく、そうして2人の師弟関係はスタートすることになる
しかし、ジョー・サトリアーニは自分の可能性が広がるにつれ、音楽業界に限界を感じ旅に出ることを
決意する…ジョー・サトリアーニ20歳のときである
ご存知の方も多いと思うが、彼は1976年~1977年にかけて半年間、京都に住んでいたときがある
日本人相手にギターを教えたり、たまに京都のライヴ・ハウスでジミ・ヘンドリックスの曲を演奏したり
していた
1977年帰国後、1985年までノース・カリフォルニアのバークレーでギター教室を開く
ちなみにこのレッスンにはメタリカのギタリスト、カーク・ハメットも受講に来ていた
ギター教室と並行してグレッグ・キートン、トニー・ウィリアムズ、スチュアート・ハムなどとレコー
ディング、コンサート活動を行っていた
彼自身もレコード契約を結ぶために" THE SQUARES "なるトリオを結成、5年ほど活動するが内容は
彼自身の言葉によると" ビートルズとヴァン・ヘイレンを足して2で割ったような妙なポップ・ロック・
バンド "であったらしい
しかし、独自のポリシーが明確になりつつあるジョー・サトリアーニにとってバンド活動には制約が
多過ぎ、結局ソロ・アーティストとしての活動をしていくことを決意する
1985年、リリティヴィ・レーベルとソロ契約、デビュー・アルバム" ノット・オブ・ディス・アース "を
リリース、自己のトリオを率いて全米クラブ・ツアーも行った