Deliver Great Music

Ultimate Music Album - 極 -


== Sponsord Link ==


HEART - HEART:ハート -

伝説の美女姉妹アン&ナンシー・ウィルソン率いるHEART
この比類なき美しく、スケールの大きなロックを心から酔いしれてほしい

 

ハートは当初、日本でもカナダ出身のグループとして紹介された

確かに彼らはカナダ第3の都市バンクーバーをベースに活動していたし、デビュー当時もマッシュ

ルーム・レコードからだった

しかし、グループの母体ができ上がったのはワシントン州シアトルであるし、メンバーは全員アメリ

出身である…アン・ウィルソンはサンディエゴ生まれ、妹ナンシーもサンフランシスコといった具合だ

そんなハートの9作目にあたる" ハート "からレコード会社をキャピトルに移籍

これは心機一転、さらに高い位置を目指すための意欲の現れだった

 

f:id:freedom126:20181117101629j:plain

§ Recorded Music §
1 If Looks Could Kill - イフ・ルックス・クド・キル
2 What About Love - ホワット・アバウト・ラヴ
3 Never - ネヴァー
4 These Dream - ジーズ・ドリーム
5 The Wolf - ザ・ウルフ
6 All Eyes - オール・アイズ
7 Nobody Home - ノーバディ・ホーム
8 Nothin' at All - ナッシン・アット・オール
9 What He Don't Know - ホワット・ヒー・ドント・ノウ
10 Shell Shock - シェル・ショック

§ Band Member §
Ann Wilson - アン・ウィルソン( Vo )
Nancy Wilson - ナンシー・ウィルソン( G,Vo )
Howard Leese - ハワード・リース( G )
Mark Andes - マーク・アンデス( B )
Denny Carmassi - デニー・カーマッシ( Ds )

  

Heart

Heart

 

 

そもそもハートは、ロジャー・フィッシャー(G)とスティーヴ・フォースン(B)が1966年にシアトルで

結成したアーミーが母体となっていて、その後グループはホワイト・ハートと改名するが、1971年に

アン・ウィルソンが加入したのを機にホーカス・ボーカスと名乗るようになる

その後、バンクーバーに飛びそこで活動を開始、1972年にはアンとロジャー、スティーヴにカナダ人

2人を加え、グループ名も現在のハートに改める

彼らの実力はプロデューサー、マイク・フリッカーに認められることとなり、1974年にマッシュルーム

レコードとの契約に成功

この直後に、それまでのときよりグループに付き合っていたナンシー・ウィルソンが正式メンバーに

迎えられ6人組になっていたが、後にロジャー・フィッシャー、スティーヴ・フォースンが脱退し、

このアルバムではマーク・アンデス(B)とデニー・カーマッシ(Ds)が後任として加入している

 

 

 

" イフ・ルックス・クド・キル " " シェル・ショック " " ザ・ウルフ "などはハートが得意とするハード・

ロック・ナンバーで、その激しさにより一層磨きがかかった感じで、よりヘヴィに、よりメタルに

なっている

シングルはハードなロック・バラード" ホワット・アバウト・ラヴ "、作者のひとりジム・ヴァランス

ブライアン・アダムスの共作者のひとりとして有名

バラード・ナンバーは、このアルバムではこれまでになく洗練された音作りがなされている

バーニー・トービンとマーティン・ページの共作による" ジーズ・ドリーム "はその代表例で、以前なら

アコースティックな面を強調するところを、ここではエレクトリックな処理を施している

" ナッシン・アット・オール "や" ネヴァー "も、これまでとは違ったソフィスティケイトされた

ハード・ロックになっていて、プロデューサーにロン・ネビソンを起用した結果がはっきりと現れて

いることがわかる

 

グループ内にアン&ナンシー・ウィルソンという強力なソングライターを擁しながら、決してオリジナル

メンバーに固執しない、むしろメンバー以外の人間の力を借りているし、オールディーズ・ナンバーも

カバーする…たとえ他人の作品でも実力さえあればいくらでも自分のものにできる訳だ

収録されている10曲のうち、メンバーによるオリジナル・ナンバーはわずかに4曲のみという事実

いくら彼らが積極的に他人の作品を取り上げるからといって、このような例は今までにない

それだけに今回のアルバムでは、全体のまとまりはもちろんのこと曲自体の向上にも主眼をおいている

のが強く感じ取れるし、実際20曲以上もレコーディングした中から選択している

とにかくこの" ハート "は、オリジナル・ナンバーにとらわれることなく作品主義に徹したことから

あらゆる面でメリハリのある構成になっているし、アン・ウィルソンのヴォーカルが実に表情豊かだ