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Ultimate Music Album - 極 -


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SANTANA - SANTANA Ⅲ:サンタナⅢ -

SANTANA Ⅲ…1971年に発表した3rdアルバム
17歳のニール・ショーンが加入、ツイン・ギターに

 

2枚のプラチナ・アルバムと3枚のヒット・シングルを出したにも関わらず、リード・ヴォーカルを

担当しカルロス・サンタナとともにバンドの柱であるグレッグ・ローリーは、自分たちのサウンド

表す言葉を見つけることができなかったそうだ

グレッグ・ローリー自身も" ワイルド・ビート "と" ラテン・ロック "という名を考えたそうだが

しかしサンタナの音楽は" あまりにも異なった材料を持ち寄ってこしらえたものだから、名前の

付けようがないんだよね だからこそ、誰もサンタナのようなプレイはできなかったんだ "と

そのことは、1966年のバンド結成以来、数々の演奏やレコード制作を行ってきたサンタナの、その

パフォーマンスや作品についてもあてはまる

3枚のアルバム" サンタナ " " 天の守護神 "、そしてこの" サンタナⅢ "には、カルロス、グレッグにドラマー

のマイケル・シュリーヴ、パーカッションのマイケル・カラベロ、ホセ・チェピート・アリアス、

ベースのデヴィッド・ブラウンの中心メンバー6人が参加

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§ Recorded Music §
1 Batuka - バトゥーカ
2 No One to Depend On - 孤独のリズム
3 Taboo - タブー
4 Toussaint L'Overture - 祭典
5 Everybody's Everything -新しい世界
6 Guajira - グアヒーラ
7 Jungle Strut - ジャングル・ストラット
8 Everything Coming Our Way - 愛がすべてを
9 Pala Los Rumberos - 情熱のルンバ

§ Band Member §
Carlos Santana - カルロス・サンタナ( G )
Gregg Rolie - グレッグ・ローリー( Key,Vo )
Neal Schon - ニール・ショーン( G )
David Brown - デヴィッド・ブラウン( B )
Micheal Shrieve - マイケル・シュリーヴ( Ds )
Jose 'Chepito' Areas - ホセ・チェピート・アリアス( Per )
Micheal Carabello - マイケル・カラベロ( Per )
Tomas 'Coke' Escoveto - コーク・エスコヴェート( Per )

 

サンタナIII(期間生産限定盤)

サンタナIII(期間生産限定盤)

 

 

サード・アルバムでは新メンバーが加入している

ギタリストのニール・ショーンとラテン・パーカッションのコーク・エスコヴェートの2人だ

さらには、タワー・オブ・パワーのホーン・セクションを含む豪華なゲスト・ミュージシャンが参加

している

" 進化するために必要だった "とカルロス・サンタナはいう

この当時、サンタナはギタリスト2人という編成に注目していた

エリック・クラプトンデュアン・オールマン、あるいはボブ・スキャッグスとデュアン、または

ピーター・グリーンと彼のギタリストたちなど、だからカルロスは若手の非凡なロック・ギタリスト

ニール・ショーンを仲間に迎えた

 

 

ニール・ショーンを迎い入れ、ジーン・アモンズ作の" ジャングル・ストラット "でチームを組んだ

そしてもう1人のコーク・エスコヴェートの加入、彼は最初は体調不良を訴えていたチェピートの

代わりに参加しただけだったが、チェピートが復帰してからも留まることとなり、バンドのパーカッ

ションは一層強力なものになった

" 孤独のリズム "の曲作りにも参加したが" 新しい世界 "とともに、サンタナのヒット曲をさらに2曲

追加するという貢献を果たした

また、リコ・ライエンスはダンス・ソング" グアヒーラ "の作曲者に名を連ね、リード・ヴォーカルを

とっている

アルバムのリード・トラックである" バトゥーカ "はサンタナがシンフォニー・オーケストラとの実験的な

企画から生まれた曲である

" イマジネーションを使って展開されていくんだ "とカルロス・サンタナ

" そして自分たち独自のものを作るのさ コピーではない エッセンスをもらうんだ 当時、俺たちも

仲良くやっていたからね "

 

いや、違うだろう…このあたりからメンバー内でギクシャクが出てくる

" バンドの中に、方向性の違いという意味での分裂は芽生え始めていたよ "とカルロスは続けた…バンド内

に緊張が走っていたことを外部の人間はほとんど知らなかっただろう

前2作同様" サンタナⅢ "もビルボード・アルバム・チャート・トップに輝き、これまでで最も評価された

アルバムになる

ジャズとポップスの高名な評論家であるラルフ・J・グリーソンが、このアルバムについてローリング・

ストーン誌の批評を書いている

" これまでのアルバムと内容は同じ路線をいくものだが、違っているのは一貫性が出てきたことである

非常に素晴らしいものがある一方で、肩透かしを食らうものがあった

このアルバムは最後まで落胆させない "

" カルロス・サンタナっていうのは、いろんな人たちが合体した人間なんだ " サンタナⅢ "のころには

ミュージシャンとしても人間的に成長していたのさ "とカルロスはいう

この" サンタナⅢ "初期3作の中では素晴らしくまとまったアルバムであることは間違いない

 

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