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Ultimate Music Album - 極 -


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Iron Maiden - Somewhere in Time:サムホエア・イン・タイム -

ギター・シンセサイザーを大胆に導入した本作品は、これまでの
集大成+新たな音楽的アプローチを切り開く端緒ともなった名作

 

ファースト・アルバムなど、その音はゴツゴツして洗練とは無縁、演奏は拙く構成も練り込みの足りない

素人丸出しのダサい代物だったが、パンクを体感したハード・ロック・ファンには大いに共感できる

ものだったし、アイアン・メイデンが急先鋒となり後にNWOBHMと呼ばれるムーヴメントが勃興、当時

当時オールド・ウェイヴとして日陰の存在だったハード・ロックが息を吹き返し、世界的に市民権を

得て現在に至るのである

絶大な指示に自信を得たメイデンはその後、2nd" キラーズ "で曲作り、演奏ともに格段の進歩をみせ

メンバー・チェンジを経て" 魔力の刻印 " " 頭脳改革 "と快調に作品を発表していく

人間の体力の限界に挑むような性急で激しい演奏スタイル、様式美を追求した曲調と楽曲、構成をみつけ

ヘヴィ・メタルの権化のような存在になっていき、そして、そんな彼らが行き着くところまで行き

着いた頂点のひとつが本作" サムホエア・イン・タイム "といえるのではないかと思う

 

§ Recorded Music §
1 Caught Samewhere in Time - サムホエア・イン・タイム
2 Wasted Years - ウェイステッド・イヤーズ
3 Sea of Madness - 帰らざる航海
4 Heaven Can Wait - ヘヴン・キャン・ウエイト
5 The Loneliness of the Long Distance Runner - 長距離ランナーの孤独
6 Stranger in a Strange Land - ストレンジャー・イン・ア・ストレンジ・ランド
7 Deja-Vu - デジャ=ヴ
8 Alexander the Great - アレキサンダー・ザ・グレイト

§ Band Member §
Steve Harris - スティーヴ・ハリス( B )
Bruce Dickinson - ブルース・ディッキンソン( Vo )
Dave Murray - デイヴ・マーレイ( G )
Adrian Smith - エイドリアン・スミス( G )
Nicko McBrain - ニコ・マクブレイン( Ds )

 


 

 

 

舞台は古代エジプトから未来のメガロポリスへ…映画" ブレードランナー "を彷彿させる未来都市へ一気に

タームワープしたかのような錯覚に陥るアルバム・カバーで登場した本作は、そのイメージ通り

スペーシーでSFチックな世界観を音像化、次作と並ぶブログレ・メタル路線の傑作、名作となった

シンセサイザー・ギターを作品作りのツールとして初めて導入したり、ファースト・シングル

" ウェイステッド・イヤーズ "がセルアウト曲だと避難されたり、何かとリリース当初は物議を醸した

本作ではあったが、今ではアイアン・メイデンを代表する名盤のひとつに挙げられる事が多いアルバムだ

サウンド面の特質としては、従来からのアグレッシブなNWOBHM路線と、より気品あるクリアで

クリーンな音作りとが絶妙のバランスで融合しているという点にあると思う

 

 

 

 

 

Caught Somewhere In Time

Caught Somewhere In Time

  • provided courtesy of iTunes
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シンセサイザー・ギターとエイドリアン・スミスが提供した2曲がポップ過ぎるととして謂れのない

避難を浴びる隠れた傑作、至高の名作" サムホエア・イン・タイム "はアイアン・メイデンのベスト5に

入ってもおかしくない展開力、スピード感、スケール、パワーに満ちあふれているのに何故か取り上げ

られることが少ない

英国文学に材を取る" 長距離ランナーの孤独 "ドラマティックなメイデンらいしプログレ色あふれる佳作

デイブ・マーレイのペンによる" デジャ=ブー "は後の" ジューダス・マイガット "につながる名曲

" ウェイステッド・イヤーズ "はポップだが、ブリティッシュ・ロック独自の湿り気も併せ持つ名曲である

これほど英国色の強いアルバムなのに、何故かアメリカ向けなどという出鱈目なレッテルを貼られて

しまったのか未だ謎が残るアルバムである

 

簡単にいうとこのアルバムはいわゆる捨て曲なしというやつであり、かつそのすべてが名曲である

アルバムを通して聴くことで得られる満足感は数あるアイアン・メイデンの中でも随一で、はっきり

いって不当に扱われている名盤だし、最高傑作といってもいいくらいである

このアルバムの魅力は惜しみなく詰め込まれたメロディであり、それでいてメタルらしいテンションも

失っていないところにある

スピーディーな曲とミドルテンポの曲のバランスもよく、過去の作品にみられたガツガツした激しさは

ないが、そにぶん彼らの持つプログレッシブな要素が色濃く出ていて洗練された印象を受ける