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Ultimate Music Album - 極 -


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Transatlantic - SMPT:e:トランスアトランティック・ファースト・アルバム -

" SMPT:e "メンバーの最後のイニシャルの組み合わせ
レコーディング・スタジオで使用される一般的なマシン・タイム・プロコトル

 

マイク・ポートノイが抱いていた構想に、ニール・モーズらが意気投合していったのが始まりで、

もともとはフェイツ・ウォーニングのギタリスト、ジム・マシオスを含めるつもりだったが、マシオスが

参加できなかったときに、モーズとポートノイはフラワー・キングスのギタリスト/ヴォーカリスト

ロイネ・ストルトをタップ、バンドはマリリオンとエジソンの子供たちのグループからベーシストで

プログレッシブ・ロックのベテランであるピート・トレワヴァスを追加することでラインナップを完成

させた多国籍プログレッシブ・ロック・スーパー・グループである

 

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§ Recorded Music §
1 All of the Above - オール・オブ・ザ・アボブ
 Ⅰ Full Moon Rising - フル・ムーン・ライジン
 Ⅱ October Winds - 10月の風
 Ⅲ Camouflaged in Blue - 青の偽装
 Ⅳ Half Alive - ハーフ・アライヴ
 Ⅴ Undying Love - 永久の愛
 Ⅵ Full Moon Rising ( Reprise ) - フル・ムーン・ライジング(リプライズ)
2 We All Need Some Light - ウィ・オール・ニード・サム・ライト
3 Mystery Train - ミステリー・トレイン
4 My New World - マイ・ニュー・ワールド
5 In Held ('Twas) in I - イン・ヘルド(トワズ)・イン・アイ

§ Band Member §
Neal Morse - ニール・モーズ( Key,G )
Mike Portnoy - マイク・ポートノイ( Ds )
Roine Stolt - ロイネ・ストルト( Vo,G )
Pete Trewavas - ピート・トレワヴァス( B )

 

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スポックス・ビアード、フラワー・キングス、マリリオン、ドリーム・シアター、そんな素晴らしい

バンドのメンバーが集ってできたのがこのトランスアトランティックのファースト・アルバムである

" SMPT:e "で、クレジットを見るとすべての曲でニール・モーズが関わっているためか、どうしても

スポックス・ビアードっぽく感じてしまう

また、ギターがフラワー・キングスを思い起こさせるようなフレーズを弾いていたりもするせいか

トランスアトランティック独自のサウンドというものがまだ不完全の感じがする

だが、未熟なわけではないし、スポックス・ビアードやフラワー・キングスをさほど聴き込んでない人や

まったく知らない人だったら感激できるくらいのことは演っている

 

 

 

 

My New World

My New World

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" オール・オブ・ザ・アボブ "はニール・モーズ作曲で、イエスの" 危機 "に匹敵するような31分の組曲

キャッチーなメロディ、コーラスの多用、ドラマティックな展開など、彼のメロディ・メーカーとしての

才能が如何なく発揮されている

" ウィ・オール・ニード・サム・ライト "はニール・モーズのソロのような作品で切々と歌い上げ、

" ミステリー・トレイン "はシングル・カットされそうな曲である

冒頭のストリングスが印象的な" マイ・ニュー・ワールド "は、まさにロイネ・ストルト節のメロディック

チューンで、本家よりもこういったプロジェクトで往年の独特な歌唱とギター・プレイを聴かせる近年の

ロイネの典型パターンで、中盤でシンフォニックに盛り上がる部分の桃源郷っぷりはフラワー・キングス

以上である

プロコル・ハルムのカバー" イン・ヘルド・イン・アイ "は割と原曲に忠実ながらも、もともとこういった

場面転換のある楽曲はスポックス・ビアードの得意なテイストなので違和感がない

ロイネの粘っこい歌唱とギター・プレイやプロコル・ハルムっぽいオルガン・パートで一部7拍子に

アレンジしたり、マイク・ポートノイのドラムが叩きまくったりと楽しそうに料理している

 

ロイネ・ストルト、ニール・モーズ、マイク・ポートノイ、ピート・トレワヴァスによるプログレ

バンド、トランスアトランティックのデビュー・アルバムで2000年作

まさしくスーパー・バンドというにふさわしい驚異のユニットがここに誕生し、メンバーの頭文字から

とったアルバム・タイトルが示すとおり各名人たちの技量とセンスが濃縮され、のっけから30分を超す

大曲" オール・オブ・ザ・アボブ "から、メロディアスかつキャッチー、そしてテクニカルなサウンド

たたみかける

やはり要となるのはニール・モーズの作る優しいメロディとその歌声、リズムを支えるマイク・

ポートノイのドラムの貢献も流石である

 

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