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Ultimate Music Album - 極 -


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RAINBOW - Rising:虹を翔る覇者 -

美しく、温かいRAINBOWの音がもっとも
よく感じられるアルバム

 

グループ名義としては1作目に当たる作品で、ソロ名義の前作からヴォーカルのロニー・ジェイムズ・

ディオのみを残して新たにジミー・ベイン、トニー・カーレイ、コージー・パウエルらを迎えて制作され

前作の方向性をさらに押し進めた内容で、より中世的な雰囲気を強調した大作思考の楽曲が揃っている

この作品以降、グループは急激にシンプルな方向に向かうため、この作品がレインボーのレインボーたる

魅力を発揮した作品だと思う

様式美を追求した作風は多くのハード・ロックのファンに愛されていると思う

そんな中に" ドゥ・ユー・クローズ・ユア・アイズ "のようなコンパクトでポップな楽曲が含まれていたり

するのも、以降のリッチー・ブラックモアの指向を考えると当然か…

グループ1作目という気負いと自信を感じさせる傑作アルバムだと思う

 

§ Recorded Music §
1 Tarot Woman - タロット・ウーマン
2 Run with the Wolf - ラン・ウィズ・ザ・ウルフ
3 Starstuck - スターストラック
4 Do You Close Your Eyes - ドゥ・ユー・クローズ・ユア・アイズ
5 Stargazer - スターゲイザー
6 A Light in the Black - ア・ライト・イン・ザ・ブラック

§ Band Member §
Ronnie James Dio - ロニー・ジェイムス・ディオ( Vo )
Ritchie Blackmore - リッチー・ブラックモア( G )
Tony Carey - トニー・カーレイ( Key )
Jimmy Bain - ジミー・ベイン( B )
Cozy Powell - コージー・パウエル( Ds )

 

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いわずと知れたHR最強のギタリスト、リッチー・ブラックモア入魂のプレイを、これまたHR

ヴォーカルの雲上人ロニー・ジェイムズ・ディオと20世紀最高のドラマー、コージー・パウエル

支えている奇跡としかいいようのない作品である

地味だが、ベースのジミー・ベインとキーボードのトニー・カーレイも渋くいい仕事をしている

1曲目のイントロから悶絶必至だが、中世的キーのイントロからギター、ベース、ドラムが絡む展開は

腰の中心部をドカッとえぐられるような感覚を覚える

アナログ盤でいうところのB面2曲は組曲風になっていて、ストーリーが続いている

とはいえ、四の五のいわせない展開、演奏に圧倒されること必至、史上最強のB面だと思う

 

 

 

 

 

A Light In the Black

A Light In the Black

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1作目の" 銀嶺の覇者 "は、まだ粗削りで表題作以外はそれほどの出来とはいえなかったが、この2作目は

1曲目の" タロット・ウーマン "を皮切りに、" スタースラック " " ドゥ・ユー・クローズ・ユア・

アイズ " " ア・ライト・イン・ザ・ブラック "とパワフルでアップテンポの名曲が続き、聴く者を

ファンタジーの世界へと誘う

特に" スターゲイザー "と" ア・ライト・イン・ザ・ブラック "は組曲であって、その話というのは

エジプトの空を飛ぶ魔法使いが自分が飛ぶための石の塔を建てさせるのだが、これが真っ赤な偽物で

墜落死してしまう

そして捕らわれの身になっていた者たちの脱出劇が" ア・ライト・イン・ザ・ブラック "として語れる

前半の" スターゲイザー "の引きずるような重厚感と、打って変わってアップテンポで畳み掛ける

リッチーのギターは、狂気をはらんで聴くものを圧倒させる

ロニー・ジェイムズ・ディオのヴォーカルも冴え渡り、魔法とファンタジーの世界が現出する

 

ディープ・パープルの方向性に嫌気がさしたリッチー・ブラックモアが結成したバンドだけに、当時の

彼がやりたいことをすべてやり尽くしている感がある

とはいえ、この当時はバンドにはロニー・ジェイムズ・ディオコージー・パウエルが在籍しているので

リッチーを含めた3人のバランスが絶妙のバランスを保っていて、それがこのアルバムを傑作たらしめ

ている要因であろう

全編ハードで疾走感があり聴き応え十分だが、特に" スターゲイザー " " ア・ライト・イン・ザ・

ブラック "の大作2曲は出色の出来である

中世音楽色をベースにバックにオーケストラも加え、またコージーが生涯でも5指に入るほどの名演を

しているのだから向かうところ敵なしである

レインボーはこの後、方向性を変えながら進んでいく訳だが、ハード・ロックの原点を堪能できるのは

間違いなくこのアルバムである