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Ultimate Music Album - 極 -


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Rocky Ⅳ - Rocky Ⅳ:ロッキー4 / 炎の友情 -

闘う男たちのテーマ・ソング的アルバム

 

映画史上最高の興奮を突きあげるフル・ラウンドの死闘が切って落とされたのが1976年( 日本公開は

翌年の1977年 )以来、続篇におもしろいものはなしというジンクスを軽く打ち飛ばして、シルベスター

スタローンが創造した" ロッキー "は、1979年の「 ロッキーⅡ 」、1982年の「 ロッキーⅢ 」と3年間隔で

最高のエキサイトメントをプレゼントしてきてくれたが、ミスター・T扮するクラバー・ランドとの

死闘でわかせた「 ロッキーⅢ 」が続篇であると同時に完結篇であったことから、もはや4作目はない

だろうとという予想を見事なくらいうれしく打ち破ってロッキーが再びリングという名の四角い檻の

中に戻ってきた…タイトルはもちろん「 ロッキー Ⅳ 」

 

§ Recorded Music & Artist §
1 Burning Heart - バーニング・ハート:Suvivor - サヴァイヴァー
2 Heart's on Fire - ハーツ・オン・ファイアー:John Cafferty - ジョン・キャファティ
3 Doble or Nothing - ダブル・オア・ナッシング:Kenny Loggins & Gladys Knight - ケニー・ロギンス&グラディス・ナイト
4 Eye of the Tiger - アイ・オブ・ザ・タイガー:Suvivor - サヴァイヴァー
5 War - 戦い:Vince DiCola - ヴィンス・ディコーラ
6 Living in America - リヴィング・イン・アメリカJames Brown - ジェームス・ブラウン
7 No Easy Way Out - ノー・イージー・ウェイ・アウト:Robert Tepper - ロバート・テッパー
8 One Way Street - ワン・ウェイ・ストリート:Go West - ゴー・ウェスト
9 The Sweetest Victory - スウィーテスト・ヴィクトリー:Touch - タッチ
10 Taraining Montage - トレイニング・モンタージュ:Vince DiCola - ヴィンス・ディコーラ

 


 

 

 

今回のロッキーの相手は、壮絶な戦いにあとに親友となったアポロ・クリードの命を強烈な一撃で奪った

" ドラゴ "という名のソ連( 当時 )のチャンピオンとのことだったが、公開が予定されている映画に

先駆けて登場したオリジナル・サウンド・トラックは映画への期待をいやが上にも高めてくれたし、

1枚のアルバムとしても充分に魅力的なものである

アルバムのオープニングを飾るのは「 ロッキーⅢ 」の主題歌" アイ・オブ・ザ・タイガー "の大ヒットで

一躍人気グループの仲間入りを果たしたサヴァイヴァーが演奏する力強い骨太のロック・ナンバー

" バーニング・ハート "で、曲作りとプロデュースを担当しているジム・ピータリックとフランキー・

サリヴァンサヴァイヴァーの創設メンバー、" アイ・オブ・ザ・タイガー "のヒットのあと、実に

たくさんの映画音楽の依頼を受けたそうだ

 

 

 

 

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ジョン・キャファティーの" ハーツ・オン・ファイアー "は、非常にストレートでタフなロックン・

ロールで" 最後まで炎の戦士として戦い抜け "というフレーズが終わる繰り返しの詞にすべてが要約される

ジョン・キャファティーはソングライターとしても一級の才能の持ち主であるが、今回は音楽監督

務めるヴィンス・ディコーラとエド・フルージ、ジョー・エスポジトの3人に曲作りを任せ、肉体感のある

ヴォーカルだけに専念している

映画とポップス/ロックの結びつきをより深めるきっかけとなったともいえる「 フットルース 」の

大ヒットで完璧にスーパー・スターの仲間入りを果たしたケニー・ロギンスとソウル・ミュージック界の

大ベテラン、グラディス・ナイトのデュエットという夢の顔合わせが実現したのが" ダブル・オア・

ナッシング "である

" ノー・イージー・ウェイ・アウト "はスコッティ・ブラザースから当時デビューが決まっていたロバート

テッパーが曲を書き、歌っている

この曲がそのまま彼のデビュー・シングルになった

 

ずらりとアメリカ勢がそろっている中で、イギリスからデュオが華を添えている

ピーター・コックとリチャード・ドラミーのコンビからなるゴー・ウェストは、当時世界的規模の

大戦略でデビューさせたグループで、曲作り、音作り、歌の3拍子が見事にそろっている

" ワン・ウェイ・ストリート "は、都会の夜の気分がうまく出たいい曲である

文字通り人気アーティストとグループがずらりと顔をそろえたこのサントラ盤の中でも、やはりソウル

の帝王、ジェームス・ブラウンの強烈な個性にはかなりのインパクトがある

" リヴィング・イン・アメリカ "のプロデュースと曲作りは" あなたを夢見て "を歌っていたダン・

ハートマンで、ジェームス・ブラウンは映画のスクリーンに登場、リング上でのアトラクションの

シーンがあった

収録された10曲は見事に綾をなしながら人間のシンフォニーを奏でていて、そしてそれが、ただ人気の

アーティストをそろえただけのはやりのサントラ盤と一線を画している

 

ROCKY IV

ROCKY IV

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