Deliver Great Music

Ultimate Music Album - 極 -


== Sponsord Link ==


Nick Mason's Saucerful of Secrets - Live at the Roundhouse:ライヴ・アット・ザ・ラウンドハウス -

初期Pink Floydナンバーを再現するスーパー・グループ

 

ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイスンがピンク・フロイドのツアー・メンバーらとともに

初期ピンク・フロイド・ナンバーを再現するスーパー・グループ

2019年5月にロンドンの伝説的な会場ラウンドハウスで収録されたライヴ映像と音源がリリース、ピンク

フロイドがライヴで一度も演奏することがなかった楽曲も収録されている

" アーノルド・レイン "や" ヴェジタブル・マン "のガレージ・バンド的サウンドから、" 星空のドライブ "

サイケデリック、" 原子心母 "や" グリーン・イズ・カラー "のメロウでスペイシーなフロイドまで

ニック・メイスンズ・ソーサフル・オブ・シークレッツはフロイドのライヴでは初期以降滅多に取り

上げられることのなかった楽曲に新たな息吹を吹き込んでいる

 

§ Recorded Music §
1 Interstellar Overdrive - 星空のドライブ
2 Astronomy Domine - 天の支配
3 Lucifer Sam - ルーシファー・サム
4 Fearless - フィアレス
5 Obscured By Clouds - 雲の影
6 When You're In - ホエン・ユーアー・イン
7 Remember a Day - 追想
8 Arnold Layne - アーノルド・レイン
9 Vegetable Man - ヴェジタブル・マン
10 If - もしも
11 Atom Heart Mother - 原子心母
12 If ( Reprise ) - もしも( リプライズ )
13 The Nile Song - ナイルの歌
14 Green is the Colour - グリーン・イズ・ザ・カラー
15 Let There Be More Light - 光を求めて
16 Childhood's End - 大人への躍動
17 Set the Controls for the Heart of the Sun - 太陽讃歌
18 See Emily Play - シー・エミリー・プレイ
19 Bike - バイク
20 One of These Days - 吹けよ風・呼べよ嵐
21 A Saucerful of Secrets - 神秘
22 Point Me at the Sky - 青空のファンタジア

§ Band Member §
Nick Mason - ニック・メイスン( Ds )
Guy Pratt - ガイ・プラット( Vo,B )
Gary Kemp - ゲイリー・ケンプ( G,Vo )
Lee Harris - リー・ハリス( G )
Dom Beken - ドム・ベッケン( Key )

 


 

 

 

このスーパー・バンドで演奏される楽曲は、かの" 狂気 "以前の曲でデビューから" 雲の影 " までで

デヴィッド・ギルモアロジャー・ウォーターズも再現してくれなかったピンク・フロイドという

バンドの苦悩と幸福の時代…

このバンドの重要性は、ピンク・フロイドが如何に多様な音楽を作ってきたか、ジド・バレットのみ

ならずほかのメンバーも如何にオリジナリティの高い音楽を作ってきたかいう事実を改めて明らかに

していることである

ポップからスペース・ロック、サイケデリックプログレッシブとこれだけ多彩な曲を作るバンドは

普通ありえないことで、特にシド・バレットの楽曲は" 天の支配 "や" シー・エミリー・プレイ "を含め

今の基準で聴いても素晴らしい

 

 

 

 

 

Atom Heart Mother

Atom Heart Mother

  • Nick Mason's Saucerful of Secrets
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
Listen on Apple Music
App Icon Apple Music

 

" 原子心母 " " エコーズ "とくれば、往年のピンク・フロイドのファンは落ち着いていられなくなる

残念ながらこのライヴでは" エコーズ "の演奏はないが" 原子心母 "はこれが最終形かと思える完成度

オリジナルは制作期間の制限もあったらしくちょっとスカスカ感があったが、このライヴは濃密である

すべての曲のアレンジも素晴らしく、これを聴くとニック・メイスンがピンク・フロイドの中にあって

いかに重要な位置を占めていたかを再認識させられる

当時のピンク・フロイドがどれだけ先の音楽を演っていたのかもわかる

 

まさかピンク・フロイドの初期の楽曲がライヴでドラマーのニック・メイスンにより発表されるとは…

ロジャー・ウォーターズデヴィッド・ギルモアとは違い重厚感が少ない分、シンプルに世界観を

楽しめる( マイルドなピンク・フロイド

できればソロの曲も演奏してほしかったが、これだけの曲をライヴで演奏するのは並々ならぬものが

あったであろう

殆どが公式ライヴで演奏されたことがない曲だが再現力は完璧で、ニック・メイスンも貫禄に極みで

迫力ある演奏である

ピンク・フロイド・ファンにはぜひ聴いて、観てもらいたい感激の作品である

 

Live at the Roundhouse

Live at the Roundhouse

  • Legacy Recordings
Amazon