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Ultimate Music Album - 極 -


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Bad English - Bad English:バッド・イングリッシュ -

ニール・ショーンジョナサン・ケインが中心の" Bad English "
ジョン・ウェイト、リッキー・フィリップスも加入し" The Babys "の再編

 

ベイビーズは70年代イギリスでは、かなり期待されたハード・ロック・バンドだった

1976年にジョン・ウェイトを中心に伝説のバンド、ストライダーからトニー・ブロックを迎え、ヘヴィ

かつハードでメロディアスなポップ・センスをポリシーとした大型バンドとしてクレサレス・レーベル

からデビュー

当時はジョナサン・ケイン、リッキー・フィリップスとも参加はしていないが、彼らが77年にベースを

アメリカに移すとともに4作目のアルバム" ユニオンジャック "から正式メンバーとして加入

1979年ベイビーズのメンバーとして来日公演を果たしたジョナサン・ケインは、このアルバムの中で

日本をイメージした" ターン・アラウンド・トーキョー "を提供している

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§ Recorded Music §
1 Best of What I Got - ベスト・オブ・ホワット・アイ・ゴット
2 Heaven is a 4 Letter Word - ヘヴン・イズ・ア・4レター・ワード
3 Possession - ポゼッション
4 Forget Me Not - フォーゲット・ミー・ノット
5 When I See You Smile - ホエン・アイ・シー・ユー・スマイル
6 Tough Times Don't Last - タフ・タイムズ・ドント・ラスト
7 Ghost in Your Heart - ゴースト・イン・ユア・ハート
8 Price of Love - プライス・オブ・ラヴ
9 Ready When You Are - レディ・ホエン・ユー・アー
10 Lay Down - レイ・ダウン
11 The Restless Ones - ザ・レストレス・ワンズ
12 Rockin' Horse - ロッキン・ホース
13 Don't Walk Away - ドント・ウォーク・アウェイ

§ Band Member §
John Waite - ジョン・ウェイト( Vo )
Jonathan Cain - ジョナサン・ケイン( Key )
Neal Schon - ニール・ショーン( G )
Ricky Phillips - リッキー・フィリップス( B )
Deen Castronovo - ディーン・カストロノヴォ( Ds )

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ジャーニー、ベイビーズと米英の違いこそあれ、ともに華やかかりし70年代を彩った個性的なバンドで

あることに違いはない

このふたつの強力な個性がドッキングして、このバッド・イングリッシュは誕生した

その兆候はあった…ジョナサン・ケインのベイビーズ再結成説が実しやかに流れたいた

かたや、ニール・ショーンも当時久々にソロ・アルバム" レイト・ナイト "で復活の狼煙を上げ、機は

今にも熟そうとしていた

ニールとジョナサンの深い絆を考えるとき、ベイビーズの再編=ジャーニーの復活という一本の線で

いともたやすく繋ぐことができた

バンド名は、そのどちらかでもなくバッド・イングリッシュに決定した

 

 

Price of Love

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  • Bad English
  • ロック
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そのバッド・イングリッシュのサウンド面は全13曲という、かなりオーバー・チューンで、アナログの

アルバムにすればゆうに2枚組の計算で作られた曲数に匹敵するが、1曲も切り捨てられない力作ぞろい

ということができる

オープニングを飾る" ベスト・オブ・ホワット・アイ・ゴット "は、往年のジャーニー・サウンドの再現で

あるし、ニールのサンタナ時代からの得意中のフレーズである小気味のいいリフとソロ、それを

サポートするジョナサン・ケインのキーボード・ラン、この全てはジャーニーで培ったものに違いない

この1曲がバッド・イングリッシュの全体像を物語るといっても過言ではない

各曲どれをとっても、大仰なドラマ性は持たせておらず、実にナチュラルにアメリカン・ロックの王道

を追求しているのが特徴でもある

 

バラード調で始まる" ザ・レストレス・ワンズ "や、ファンキーなリフが聴ける" レディ・ホエン・ユー

アー "など、どの曲をとってもムリなリキミが微塵も感じられない

ニールのギター・ワークも成熟した大人の味わいを聴かせてくれる

その端々に熱いロック・スピリットを窺わせるところは、ベテラン天才ギタリストの余裕と貫禄を察する

ことができさすがだ

決して日本人が好む演歌的で叙情的なメロディ・ラインは飛び出してこないかもしれないが、的は確実に

射抜かれている…ポイントはまったく外していない

それは徹底的にアメリカのラジオ・ステーションを意識した曲作りになっていることでもわかる

その底辺にブリティッシュの香りも内包しながら、実に鮮やかにアメリカン・ロックが何であるかを

具現化している

  

BAD ENGLISH

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