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Ultimate Music Album - 極 -


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Joe Walsh - But Seriously Folks…:ロスからの蒼い風 -

Eagles加入後のレコーディング
Eaglesよりも西海岸を思わせる名盤

 

イーグルスの" ホテル・カリフォルニア "のあとのソロ・アルバムで1978年リリース、本作は

アメリカン・ロックはこうあるべしという作品になっている

各楽器のバランスがいいのか全編まるで西海岸のような雰囲気にさせてくれて、きれいなサウンド

仕上がっている

いい楽曲が明るい爽やかな雰囲気を盛り上げてくれる

このアルバムが発売された1978年は、TOTOヴァン・ヘイレンといった西海岸の大物が出てきた年で

本作はブルース・ロックとして評されることが多いが、1970年代AORのフレイバーも兼ね備えた

全曲を通じてバランスの取れたいい作品になっていると思う

 

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§ Recorded Music §
1 Over and Over - オーヴァー・アンド・オーヴァー
2 Second Hand Store - セカンド・ハンド・ストア
3 Indian Summer - インディアン・サマー
4 At the Station - アット・ザ・ステーション
5 Tomorrow - トゥモロウ
6 Inner Tube - インナー・チューブ
7 Theme from Boat Weirdos - 不思議なボート
8 Life's Been Good - この人生に賭けて

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" ホテル・カリフォルニア "のギター・ソロのように型にはめても期待以上のプレイで魅力を引き上げ

自身のソロでは自由奔放で、さまざまな表情とギターと歌を聴かせてくれる" 愛すべきならず者 "との

異名を持つ偉大なミュージシャン、音の心地よさ最高の名盤である

楽器がよく鳴っている、曲がカッコいい、ヴォーカルが気だるくもサウンドと寄り添う心地よい響き、

このアルバムは、イーグルスのあの緊張感マックスの作品の後なので、特にリラックスした雰囲気を

意識したようだ

40年の時を経てもスティルフィッシュネスを感じる大切な傑作である

 

 

Life's Been Good

Life's Been Good

  • provided courtesy of iTunes
 

 

" ホテル・カリフォルニア "が世界を席巻したあとのアルバムだが、世界的なバンドになった後も、

ジョー・ウォルシュのレイトバックした雰囲気が満ちあふれていて、効いていると心がふんわかして

くるようなアルバムだ

アルバムのハイライトは、邦題では" この人生に賭けて "と迷訳がつけられたが、この曲はシングル・

ヒットもしたし、イーグルスのコンサートでも演奏されていたが、このタイトルは" 人生、そんなに

悪かない "とでも訳すべきである

" ファンが欲しいというのでアルバムを作ったらゴールド・ディスクになって、俺がグレートだっていう

ファン・レターを書いてくるのさ 今のところ俺の人生そんなに悪くない "みたいな歌詞で、曲調といい

イントロのリフトいい、ギター・ソロといい、いい意味で肩が抜けている

ほかの曲も何か気張っていなくて、聴いている方もそんな肩肘張っている必要ないよね…みたいな

気分になってくる

 

このアルバムは" この人生に賭けて "が有名だが、ほかの曲もクオリティが極めて高く捨て曲がない

" オーヴァー・アンド・オーヴァー "のスライド・ギターのソロをはじめとして、ギタリストのジョー・

ウォルシュも八面六臂の活躍をしていて、ギター小僧も必聴のアルバムだと思う

最後にアルバム・タイトル" But Seriously Folks "は、" いや、お前らマジだって "とでも訳すべきで

" ロスからの蒼い風 "は透かし過ぎであるような気もする

ジョー・ウォルシュはファンにもスターぶるところがまったくないという評判であり、そこが彼の一番の

魅力であるのだが、日本ではむしろカッコよいロック・スターを彷彿させるような訳がなされている

ところが滑稽だ…とはいえ、このアルバムでの曲群、ギター・ソロはとても乾いていて、ロサンゼルス

の乾燥した涼しい風のような印象を与えることは確かである

 

But Seriously Folks

But Seriously Folks