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Ultimate Music Album - 極 -


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Peter Frampton - Frampton Comes Alive!:フランプトン・カムズ・アライヴ -

Peter Framptonと70年代を代表する
歴史的な名盤ライヴ・アルバム

 

イングランド出身で元ザ・ハード、ハンプル・パイのメンバーだったロック・ミュージシャン、シンガー

ソングライター、ギタリストのピーター・フランプトンのライヴ・アルバムで、1975年の全米ツアーを

収録、全米で800万枚以上売れたベストセラー・アルバムである

ピーター・フランプトントーク・ボックスを使用した心地良いギターと、ポップでキャッチーな楽曲が

聴きどころで、ヒット・シングル" 君を求めて " " ショウ・ミー・ザ・ウェイ " " ライク・ウィ・

ドゥ "が収録、" ジャンピング・ジャック・フラッシュ "はザ・ローリング・ストーンズのカバーである

 

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§ Recorded Music §
1 Something's Happening - サムシング・ハプニング
2 Doobie Wah - ドゥービー・ワー
3 Show Me the Way - ショウ・ミー・ザ・ウェイ
4 It's a Plain Shame - プレイン・シェイム
5 All I Want to Be ( Is By Your Side ) - オール・アイ・ウォント・トゥ・ビー
6 Wind of Change - ウィンド・オブ・チェンジ
7 Baby,I Love Your Way - 君を求めて
8 I Wanna Go to the Sun - アイ・ワナ・ゴー・トゥ・ザ・サン
9 Penny for Your Thoughts - 空白の時間
10 ( I'll Give You ) Money - マネー
11 Shine On - シャイン・オン
12 Jumping Jack Flash - ジャンピング・ジャック・フラッシュ
13 Lines on My Face - ラインズ・オン・マイ・フェイス
14 Do You Feel Like We Do - ライク・ウィ・ドゥ

§ Personnel §
Peter Frampton - ピーター・フランプトン( Vo,G )
Bob Mayo - ボブ・メイヨー( G,Key )
Stanley Sheldon - スタンリー・シェルドン( B )
John Siomos - ジョン・サイオモス( Ds )

 

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1960年代後期にイギリスの方で活動していた知る人ぞ知るロック・バンド、ハンプル・パイのギターと

ヴォーカルを担当していたが、相方の元スモール・フェイゼスのスティーヴ・マリオットとの音楽に

対する折り合いがつかず脱退した後にソロとして活動を再開、1枚のヒット・アルバム" フランプトン "

を出した後、アメリカ・ツアーでも大成功を収め、その時のライヴの模様を収録したのがこのアルバムで

あり、系としては割とアメリカン・ロックに近い何の捻りもない純粋なロックなのだが、このアルバム

には大ヒット曲でもある" ショウ・ミー・ザ・ウェイ "と最近ではビック・マウンテンによりレゲエ調に

カバーされて大ヒットし、今でも頻繁に耳にする" 君を求めて "の元曲がテイクされているし、何よりも

こういうライヴ・アルバムには欠かせない観客との一体感や臨場感などがとても鮮明に表現されていて

自分もその場にいるような錯覚さえしてしまう

 

 

 

 

 

Baby, I Love Your Way

Baby, I Love Your Way

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初期のハンプル・パイで彼の果たしていた役割はとても大きく、メロディを書く能力、重いギター、

カントリー音楽への憧憬が特徴的であり、ソロになってからの作品も地味ながら素晴らしいものである

このライヴの成功は、決してフロックやシンデレラ・ストーリーではなく、彼が地道に取り組んでいた

音楽が受け入れられるようになった現象にしか過ぎない

しかも売れ線のポップ曲を狙って作ったわけでなく、今までの成果を着実に積み上げただけで基本は

誠実なロックン・ロール、それを観衆はよくわかっていて、プランプトンの一挙一動に声援を送っている

会場との一体感こそがこの作品を名作にしている所以だろう

 

ピーター・フランプトンの音楽は親しみやすいメロディと端正なギター・ソロが特徴でロックとしては

声質も含めて優しすぎるくらいだが、それを力強い楽曲にしているのは、技量の高いバック・メンバーに

負うところが大きいと思う

ギター、キーボードのボブ・メイヨーはどちらのパートでもバッキング、ソロともにセンスが良く

歌伴ミュージシャンの手本のような演奏を披露している

リズム隊もときに軽快に、ときに重量感ある多彩なアプローチでメリハリを見事に出している

ピーター・フランプトンは、どうしてもルックスが先行されたが、当時彼がハンプル・パイを離れて

やりたかったアコースティック・サウンドはとても軽快で美しく、そしてロックン・ロール・サウンド

分かりやすい飽きさせないメロディと、しっかりしたテクニックが心地よい

セッション・マンとしても超一流だったのも納得できる