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Ultimate Music Album - 極 -


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Herbie Hancock - Thrust:スラスト( 突撃 )-

エレクトリック・ジャズ・ファンクの道へ歩み始めた唯一無比の
ジャズ鍵盤奏者Herbie Hancockの1974年作

 

" ヘッドハンターズ "は、いろいろな意味で画期的なアルバムだった…音楽的のもそうだがセールス的にも

画期的だったし、もちろんハービー・ハンコックの経歴の中で特筆すべきものである

本作は前作で確立されたいわゆるハンコックのブラック・ファンクもので、ジャズとファンク・ビートと

シンセサイザーなどエレクトリック・インストゥルメントの奇跡の融合となっている

本作ではジャズ・フレーバーは若干抑えられているが、その分ブラック・ファンク度は濃くなっていて

ハンコックも吹っ切れているようだ

この辺はプロデューサー、デヴィッド・ルービソンの指導かもしれない

ハンコックとデヴィッド・ルービソンの関係はマイルス・デイビスとテオ・マセオとの関係に似いている

ような気がする

 

§ Recorded Music §
1 Palm Grease - パーム・グリース
2 Actual Ploof - アクチュアル・プルーフ
3 Butterfly - バタフライ
4 Spank-a-Lee - スパンク・ア・リー

§ Personnel §
Herbie Hancock - ハービー・ハンコック( Key )
Bennie Maupin - ベニー・モーピン( Sax )
Mike Clark - マイク・クラーク( Ds )
Bill Summers - ビル・サマーズ( Per )

 

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名盤" ヘッドハンターズ "前後の彼の70年代後半あたりは、さまざまな試みをした時期であり当時のジャズ

ミュージシャンにもフュージョンという世界観の実験時期だったことは書くまでもない

そこに楔を打ち込むようなコンセプト違いのアルバムを出す質の高さ、今でも聴けるハービー・

ハンコックのセンスの裏付けだろう

改めて聴いて彼自体のブラック・ミュージックに対するオマージュやさまざまな想いの伝わる名盤だ

名曲" バタフライ "でハンコックは作曲の面でも新境地を開拓している

個人的には、この頃がハンコックの全盛期だと思っていて、作曲、演奏も含めてこの頃が一番

クリエイティブだったと思う

 

 

 

 

 

Butterfly

Butterfly

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2曲目の" アクチュアル・プルーフ "がどれだけスリリングか、この1曲のために持っていてもいい

アルバムで、この曲を聴いているとハービー・ハンコックの凄さがわかる

前作という金字塔でさえ下地として施され、さらに即興的に色合いをつけてしまう、でも潜在的に崩壊

しない、それこそが聴き手が漠然と抱く願望で不思議なことに彼の冒険好きな精神が発揮されたとき

それが即集団の先頭に立った重要な役割となる

3曲目" バタフライ "は、妖艶で官能的なボリュームで揺らめくシルエットに溶け合う色彩のニュアンス

総じて黒いグルーヴなのにコズミックなスケールさえ打ち出してしまうところがハービー・ハンコック

であると思う

 

アルバム" ヘッドハンターズ "以降、エレクトリック・ジャズ・ファンクの道へ堂々歩み始めた唯一無比の

ジャズ鍵盤奏者ハービー・ハンコックの1974年の作品で、デトロイト・テクノ〜ハウス界からバイブルと

される訪日録音" デディケーション "を残し、再びコズミック路線を突き進めた先のこのアルバム…ドラム

ブレイクに幕を開けるコズミック・ジャズ・ファンク" パーム・グリース "は、ハンコックの鍵盤使いから

" ヘッドハンターズ "と同布陣のポール・ジャクソンによる太いベースとビル・サマーズのパーカッション

そしてヒップなベニー・モーピンのフレーズがまるで明滅する操作盤の信号のように音を重ね一塊の

グルーヴを成している