EAGLES---青春の夢と感傷をロックン・ロールに
託して歌い続ける5人の男たち
ロスアンゼルスが生んだアメリカのトップ・バンド・イーグルスの傑作集の傑作を集めたのが
このアルバムである
イーグルスの音楽が、ほかのウエスト・コーストのロック・グループと趣を異にしているのは、彼らが
60年代のポップ・ミュージックを意識しているのではないかと思われる点である
彼らは間違いなく筋金入りのロック・バンド、ふてぶてしく男の渋さを感じさせるバンドである…
だが、常に若者だけが持つ甘酸っぱい感傷をその曲作りに生かすことを忘れていない
それが、イーグルスの超えている部分、センスの良さなのである
メンバー全員ソング・ライターとしての力量は相当なもの
どの曲もイーグルスならではの魅力に満ちている
§ Recorded Music §
1 Take It Easy - テイク・イット・イージー
2 Witchy Woman - 魔女のささやき
3 Lyin' Eyes - いつわりの瞳
4 Already Gone - 過ぎたこと
5 Desperado - ならず者
6 One of These Night - 呪われた夜
7 Tequila Sunrise - テキーラ・サンライズ
8 Take It to The Limit - テイク・イット・トゥ・ザ・リミット
9 Peaceful,Easy Feeling - ピースフル・イージー・フィーリング
10 Best of My Love - 我が至上の愛
§ Band Member §
Don Henley - ドン・ヘンリー( Vo,Ds )
Glenn Frey - グレン・フライ( G,Key,Vo )
Don Felder - ドン・フェルダー( G )
Joe Walsh - ジョー・ウォルシュ( G )
Randy Maisner - ランディ・マイズナー( B )
Eagles - Their Greatest Hits 1971-1975
- アーティスト: Eagles
- 出版社/メーカー: Elektra / Wea
- 発売日: 1999/07/28
- メディア: CD
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∈ Track List ∋
- Take It Easy( テイク・イット・イージー )-
1972年夏に大ヒットを記録した記念すべきデビュー作
まさにウエスト・コーストのロックの伝統を継承した作品
- Witchy Woman( 魔女のささやき )-
ファースト・アルバムから、2枚目のシングル・カット
" 呪われた夜 "にも通じるどこかミステリアスな雰囲気を持ったナンバー
ドラムスの響きが実に印象的である
- Lyin' Eyes( いつわりの瞳 )-
1975年グラミー賞にノミネートされた大ヒット曲
アルバム" 呪われた夜 "から2枚目のシングル・カットで、カントリー・フレーバーを漂わせた曲作りは
特に目新しくもないが、メロディ・ラインの魅力とハーモニーの素晴らしさで聴くものを惹きつける
- Already Gone( 過ぎたこと )-
1974年に発表された3枚目のアルバム" オン・ザ・ボーダー "からのシングル
アップ・テンポの非常に軽快なロックン・ロール・ナンバーで、ドライブ感あふれるギターが魅力的だ
Eagles イーグルス / Their Greatest Hits 1971-1975 【LP】
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- Desperado( ならず者 )-
ドン・ヘンリーのかすれ声がこの上なく魅力的、いうまでもなくイーグルスの代表曲である
この曲の詞の内容こそが、イーグルスの音楽の根底に流れるものといっても過言ではないだろう、以前
彼らがバック・バンドを務めていたリンダ・ロンシュタットもこの曲をとり上げている
- One of These Night( 呪われた夜 )-
1975年夏に発表された4枚目アルバムのタイトル・ナンバー
" 我が至上の愛 "の愛と並ぶ彼らの大ヒット曲
アメリカ、ローリング・ストーン誌をして" Sweet and Sexy Song from L.A. "といわしめた傑作
" オン・ザ・ボーダー "からメンバーに加わったドン・フェルダーのギターがフューチャーされており
ハイ・トーンのハーモニーも見事というしかない
リード・ヴォーカルはドン・ヘンリー
- Tequila Sunrise( テキーラ・サンライズ )-
アルバム" ならず者 "からのシングル・カット
アコースティック・ギターを使った地味な曲だが、こういった曲でこそ彼らの優れたハーモニーを
味わうことができる
リード・ヴォーカルはグレン・フライ
- Take It to the Limit( テイク・イット・トゥ・ザ・リミット )-
アルバム" 呪われた夜 "から甘く、ポップな出来のナンバーでリード・ヴォーカルはランディ・マイズナー
- Peaceful,Easy Feeling( ピースフル・イージー・フィーリング )-
ファースト・アルバムから3枚目のシングル・カットで、1973年春にスマッシュ・ヒットを記録している
エレクトリック・ギターを用いたハードな作品と並んで、この曲のようなアコースティックな作品も
イーグルスの大きな魅力のひとつ
このときは脱退してしまったバーニー・リードンがフィーチャーされている
女の子にとっては、ちょっとシャクに触る詞の内容がおもしろい
- Best of My Love( 我が至上の愛 )-
アルバム" オン・ザ・ボーダー "から3枚目のシングル・カット( アメリカのみ )ながらジワジワと
チャート上昇し、1975年3月には遂にNo.1の座を獲得している
" オン・ザ・ボーダー "の中では、トム・ウェイツの" 懐しき55年 "と並んでこの曲が印象的である